大統領選挙 race for Federal office(race for F) 2008 2 24
今回の大統領選挙においては、テーマが、
対テロ戦争よりも、経済や医療保険に重点が移っていると思います。
しかしながら、もうひとつ重要な点があると思います。
それは、シビリアンコントロールの問題です。
確かに、紙には、大統領が最高司令官と書いてあります。
しかし、それが、面従腹背では、意味がありません。
実質的に軍を掌握できる能力があるか、それを大統領選挙で問うべきです。
イラク戦争では、いろいろなことがありました。
世界を驚かせたニュースが、何度もありました。
悲しいニュースや、つらいニュースが、何度も流れました。
米軍の名誉にかかわるニュースがありました。
「それって、ワシントンは、了解済みなのか」と思うようなことが、
何度か、あったでしょう。
「規律の緩みは、政治家の緩み」と心得るべきです。
政治家が、功を焦る思いを持っていたり、
「結果を出せば、手段は選ばない」という考えであれば、
それが、空気伝染したように、軍に伝わっていくのです。
「軍の不祥事は、政治家の責任」と心得るべきで、
それを責任転嫁していては、
いつまで経ってもシビリアンコントロールは確立しない。
(面従腹背)
表面は服従するように見えて、内心では反抗すること。